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EAC疑惑 追加報告(其の1) [PC Audio]

 前回の記事では、ハッキリしないままに2つの仮説で纏めましたが、その後の検証でもう少し分かってきたことがありまして追加報告です。

 私の手元には残っていない、と思っていた EACInstallExe ファイルが見つかりました。

 「どこから?」

 PC の Recovery 用にと Media焼いてあったのを思い出したのです。

 で、コイツを Install してみようと思ったのですが、Main PC でやる勇気はないので、低 Spec のため非常時の予備機として保管していた Note PC で検証することにしました。

 問題のファイルを Double Click し、Menu を進めると・・・ 

20100823-1.jpg

 

 出ました! 問題の機能選択画面が。

 で、画面右側の Description を見ていたら・・・、思い出しました!  Install 時に、英文が分からないながらも「this component is not necessary for EAC」だけ意味が分かったので、迷わず Check Box を外したのでした。

 今般、翻訳 Site で調べたところ「このコンポーネントは、eBayホームページへのリンクである eBay アイコンを、あなたのデスクトップ上クイック起動バーインストールするでしょう。このコンポーネントはEACに全く必要ではありませんが、あなたは、それをインストールすることによって、作者を支援します。」といった意味のようです。(間違ってたらゴメンナサイ)

 この先へ Menu を進めても、前回のように Ask Toolbar の Install 選択画面は表示されませんでした。

 と云う訳で、サクッと Install 完了。すると、ありました、ありました。

20100823-2.jpg

 

 Description の記述通り、Desktop と Quick Launch Bar に eBay Icon が。更に調べると、Description には表記されていなかったココにも。

20100823-3.jpg

 

 何と、Start Menu特等席にも。 

 これで、どうやら全容が解明できました。

 やはり EAC 自身は Virus でも Spyware でもなく、eBay への Link 機能が「怪しいプログラム」と判定されていた、と。

 で、コイツは「作者を Support してくれた」(多分、Affiliate のような要素だったのでしょう)のだが、作者も「怪しさ」に気付き Exe ファイルから外した、ということのようです。

 EAC Site がおかしくなったのは無関係でしょう。たまたま、私が気付いたタイミングと Bingo! だっただけだと。

 対処法としては、これから Install する人や、明らかに eBay アイコンをインストールしていないという人は、対策の必要はなしでしょう。

 逆に、eBay アイコンを Install してしまった人や、ハッキリ覚えていない人は「信頼できる Security Software を使って[怪しいプログラム]を除去する」といった対策が必要になります。

 EAC を Uninstall しても、問題の Component は削除されませんのでご注意を。
「簡単に削除できない」あたりに「怪しさ」を感じますな。

 私が検証した中でのお勧めは「Windows Live OneCare PC セーフティ」。誰でも「ロハ」で使えますし、ちょっと時間は掛かりますが他の要素も改善されるので一石二鳥かと。

2010/8/31 追記

 このように書きましたが、その後「McAfee を Install している環境では正常に動作しない」と云うことが分かりました。

 私の「McAfee 入り PC」では問題なく動いたので書いたのですが、「本家本元」がそう云っているので

(McAfee を Install していない人に限る)

に訂正します。

 「もう入れちゃったよ!」と云う方は、[ プログラムの追加と削除 ] で「Windows Live OneCare」を Uninstall してください。

 

 

 まあ、結果的に大したことではなかったので目出度し、目出度し。

 「自分の利益のために、こんな怪しいコンポーネントを入れるなんて。」という意見もあるかもしれませんが、私はそうは思いません。

 寧ろ、無償でこのような高機能な Software を使わせてもらえることに感謝していますし、この先さらに開発を進めてもらえるのであれば自分ができる範囲でなら協力してもいい、と思っています。

 なんて偉そうなこと書いといて、実際には Check Box 外すし、カードも送っていません。(笑)

 

 これにて「EAC 疑惑」は一件落着。・・・なのですが、このあと大変な事実を発見!!  あ、多分殆どの皆さんには大したことではないです。私と、もしかしたら貴方にとっての一大事とは何か? (大げさ)

其の2へつづく


SE-90PCI (其の1) [PC Audio]

 私の使用している PC は、Main で使用する「自作機」と PC Audio 専用の「旧自作機(改)」。

 「(改)ってなんだ?」は、計画段階では「非力な Main PC を PC Audio 専用に廻し、Main PC を新規購入」のはずだったのに、いざそうしてみたら「ココが非力」「アソコもダメ」と部品購入を繰り返し、振り返ってみれば「部品購入代で新しい PC が組める」という「よくある話」(悲)。

 ちなみに、「PC Audio するのには、自作機が良いのかなぁ」と思われた方、そんなことはありませんよ。

 先の Link に「既製品を購入するよりも安く・・・」と記述されていますが、これは大分前のことであり、現在では「安価」、特に「Bottom Line の安価」や「Note PC の安価」を求めれば、大量販売の Merit を Full に活用した既製品が勝るとも劣りません

 「新たに購入したいけど何を買えば良いのかわからない」という方には、私は「ONKYOAudio Computer 」をお勧めします。

 「ONKYO って Audio は専門でも、PC って聞いたことないけどどうよ」には、「早くから PC 関連の Audio を製品化しており、PC 部門は旧 SOTEC を吸収したもの」と云えば如何でしょうか。特に Sound Board 周りを考えると Audio Computer はお買い得だと思いますよ。

 閑話休題。

 で、Main PC は特に PC Audio と呼べる環境ではなく、Onboard Sound ChipONKYO GX-70AX という Powerd(Amp.内臓) Speaker を奢っただけのもの。

 ハナから「諦める」ことにしていたのに、Internet Radio を聴いたりしてるうちに「もっと良い音を」という欲求が・・・(正確には「物欲」ですね)。

 最初は「Audio PC に接続している SE-U55SX を Main PC に廻して、PC Audio にはもっと良い USB DAC を買おうか」と目論んだのですが、「先立つものは・・・」がどうにもならないので断念。

 仕方がないので「ヤフオクで探そう。予算は¥3 k 程度で」。

 と、ココで惑うのです。

 さて、「何」を探そうか。

 もしかしたら、前段を読んだ時点で「あれ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
Audio の世界で云う「USB DAC」ですが、この機能を持った「もの」は大別すると3種類に分別できます。

  1. USB DAC ( Digital Analog Converter )
  2. USB Audio Interface
  3. Sound Board ( Sound Card )

 「1」は Audio Side からの呼び方。PC と USB 端子を介して接続できる DAC 、ということですね。つまり、コレは「出力(再生)専用」になります。

 「2」は DAW / DTM Side からの呼び方。
なので、コレは「入・出力」を備えていて、その他の機能を併せ持っているものが多いです。

 PC Audio の「再生」用途の場合には、この中の「出力機能( =DAC )」のみを使うことになります。
(「入力機能」と「PC + 録音できる Software」を組み合わせて「HDD Recorder」として利用することもできます)

 また、Audio での「2ch の R と L」という常識が通用せず、「Track 1 と 2 を R と L に割り当てる」となったり、接続端子が「RCA」より「Phone」( Audio で云う「標準」や「ミニ」)のものが多く、変換プラグが必要だったり、と Audio Fan には取っ付き難い側面もあります。

 「3」は PC Side からの呼び方。PC Side から見た場合、「Audio 用途」は歴史も浅く User も少ないので、一般的には「PC Game 用途」や「DAW / DTM 用途」の製品が殆どです。それらの製品は「入・出力」「Multi Channel」の機能を備えるのが普通です。

 PC Audio では、当初「USB DAC」の製品数が極端に少ないため、他の選択肢を求めたところ「Sound Board」ではイマイチなので、「Audio Interface」を DAC として流用した、と云ったところでしょうか。

 これらの「呼び方」は、Audio 雑誌等でもたまに誤用していることがあり、Biginner には分かり難いのではないでしょうか。

 斯く云う私も Audio Basic で連載記事が始まった頃は「Audio Interface」がチンプンカンプンで、調べてもなかなか理解できませんでした。 

 ONKYO は「独自の呼び方」をしていますが、確かに ONKYO の WAVIO 製品は一般的な Sound Board や Audio Interface とは異なり Audio 寄りの Concept で開発されているので、そういう意味も含めて変えているのかもしれません。

 またまた話が脱線しました。私の Main PC に話を戻すと、気になった製品はコレ。以前、藤本さんこの記事を読んでからずーっと引っ掛かっていました。 

 で、また脱線するんだけど、よく「PC 内は Noise の塊だから云々」と云われますが、「PC 内は Noise の塊だから」の次に「PC の外に DAC を配置できる USB DAC の方が音が良い」と云ってしまうと正しくない。PC 内の方が Noise の影響を受けやすいことは事実ですが、ソレを踏まえて製品化されているものは、ソレを理由に「劣っている」とは云えないハズ。私はこの記事を読んだときに「我が意を得たり」と思いました。「銅のシールドカバー」を付けない話も「ナルホド」と思ったものです。(結果的にコチラでシールドしてしまうのはご愛嬌。コスト面とかいろいろ事情があるのでしょう)

 とはいえ、SE-90PCI も人気商品で「¥3 k 程度」なんかじゃ落札できない。Outlet 品なら「¥6,980」で買えるのに、落札価格は「¥5 k 」を下らない。高いときは「¥6 k 」を超えるので、半ば諦めていました。

 そんなある日、アラートに気付いてチェックすると、「即決価格」がとても安い出品を発見! 急いで商品説明や出品者の評価等を確認するが、別に「訳あり」でもなさそう。「モタモタしてると誰かに持って行かれる」と「大丈夫なのか? 何かあるのか?」という逡巡も 2~3 分まで。「エイッ」と落札、間に合いました。

 まあ、「¥3 k 程度」はムリでしたが、送料込でも「¥5 k 」未満で入手できました。高々「¥1 k 」の話なのに大仰ですが、私の「国家予算」では「高々」とは云えないので大満足!

 で、「どうだったか」が一番知りたいトコだとは思いますが、長くなったのでまた次回。

 「余談」が多くてスミマセン。

 つづく

 

 

 

ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-90PCI

ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-90PCI

  • 出版社/メーカー: オンキヨー
  • メディア: エレクトロニクス

 

 

楽天市場 ONKYO WAVIO SE-90PCI

 


Radiko 続報 [PC Audio]

 「Radiko の試験配信期間を3か月延長」という News を見たので、Radiko の HP を確認すると 2010/8/11 付で Radiko ガジェットの不具合対策が発表されていました。

 でも、よく読んでみると何もしてないじゃん。Adobe AIR の問題だったのかなぁ。

 実際に試してみたら、見事に OK 。「 ザ DAVE FROMM SHOW 」から「 たまなび 」に「選局」できました。(実際に使った人じゃないと「選局」っていう表記はおかしいと思われるだろうね)

 何れにせよ、Radiko が使えるのはウレシイことです。がんばれ Radiko !  早く本番運用になってくれ。


リッピング・データのフォーマットを変更する (其の5) 中途半端な完結編 [PC Audio]

 Disk Check をかけて寝た、続きです。

 翌日、PC を見ると普通に起動していた。
Disk Check をかけて放置したので、ファイル破損が見つかったかどうかは分からない。
まあ、「起動不可」という最悪の事態は免れたので OK でしょう。
CrystalDiskInfo で確認しても HDD 自体は壊れてないようなので、先に進もう。

 Convert 作業がどこまで進捗していたか、を検証。
どうやら BeatJam の Library の順番(今回は Artist 順)で処理されたようで、
A から始まって T で終わっていた
「おー、結構進んでる」と喜んだが、よくよく見ると嬉しくない点が見つかる。

 まず、「本来あったはずの Folder が無くなっている」。

 今回の Convert では、出力ファイルの保存先を既存の [ ATRAC ] という Folder にしていた。ここには Walkman に Bundle されていた LossyATRAC ファイルも保存してあった。不思議なことに、T には Tim Janis という人の Folder があったことを記憶していたのだ。

[ Tim Janis / Ever I Love You ] 

(初めて聴いたけど良いですな。ますます悔しい)

 Tim Janis がどんな人かも知らず、1回も聴いたことがないファイルが無くなったところで、何も問題はないのだが、今まで所有していたものを失うという事実をどうにも受け入れられない自分がそこにいた(そんな大層なもんじゃありません。貧乏性なもんで)。

 Free のファイル復活ソフトを試してみる。なんせ 1TB の HDD だから、復活できるファイルの検索処理だけでもハンパない時間がかかる。丸1日以上動かした結果は・・・、ダメでした。

 丁度、 T のところで電源を「ブチッ」ったから、 HDD の Tim Janis の辺りでファイルが破損したんだろうね。あればあったで一生聴かなかったかもしれないのに、何故か・・・

「悔しいです!!」

 

 だけど、本当に問題なのはこっちの方でした。
出来上がった AAL ファイルを A から順に見て行ったらすぐに気が付いた。

 「Omnibus 盤が [ Vorious Artists ] の Folder ではなく、それぞれの Artist の Folder に泣き別れてる」 

 前にも書いた通り、私はこのルールでファイル名を管理している。

\[アーティスト名]\[アルバム名]\[トラック番号] [曲名]

そして、Omnibus 盤はこう。

\[Various Artists]\[アルバム名]\[トラック番号] [曲名] - [アーティスト名] 

 そう、ホントは BeatJam の「出力ファイル名設定」の時にこのことを考慮しなければならなかったのだ(実は設定した時に気付いていたのだが、他のことをいろいろ調べているうちにすっかり忘れてしまった)。 

 で、何とか [ Vorious Artists ] で出力できないかを調べた結果、ダメでした。
どうやら BeatJam では、Tag 情報の [ Album Artist ] という項目は扱えないらしい。

 

 

 ここから、BeatJam についてオヤジが愚痴ります。若人は読み飛ばしてヨロシイ。
(何故、上から口調?)

 この Software は、楽曲管理機能の中で [ Album Artist ] という概念がない。例えば Library 中の全曲を Sort する場合。私は [ Album Artist ]-[ Album ]-[ Track No. ] 順に並べたい。けど、BeatJam LE では、[ Album Artist ] という概念がないため Omnibus 盤は Album 単位に並んでくれない。「モード選択」を「アルバム」に変えれば、画面左側に Album Art が縦に並び Omnibus 盤も1枚の Album として扱えるのだが、それだと画面右側には選択された Album の曲が表示されるだけだ。更には、一覧表示項目に「File Path」を追加することもできない。

 他の Software では、一覧表示項目に[ Album Artist ] が追加できるし、多くの場合「File Path」も追加できるので、私のように「フォルダ名称ルール=並べたい順」にしておけば、全曲表示画面でも「File Path」で並べてやれば済む。

 BeatJam LE を使っての第一印象が「どうもシックリこない」と思ったのは、どうやら「この点」にありそうだ。

 この Software の開発責任者は「配信(高品質音源 ではなく、Lossy の配信)とポータブル機器を使う上での楽曲管理」を重視したと思われる。いや、極論すれば「配信しか知らない若い世代の人向け」であろう。CD からの Ripping 機能はあっても CD 再生の機能がない、というのもそれが理由かもしれないし、可逆圧縮ファイルを5,000曲以上登録して「重い」というような User 向きには作ってなさそうだ。 

 「音楽配信」を使ったことがないので想像でしかないが、1曲単位で購入できるということは「 Album 」という概念が希薄になりそうな気がする。「好きな曲」を入手するために Album 1枚分の曲を買う必要がない。「好きな曲」だけを選んで Download すれば、経済的かつ合理的だ。ましてや「Omnibus 盤」の必要性も感じられない。だって「欲しい曲」は検索して1曲単位で買えるのだから、「複数の曲が1枚に纏まっているから Single 盤を何枚も買うよりお得な商品」なぞ無くても困らない。 

 Omnibus 盤を好む理由については次の機会に書かせていただくとして、私が執着しているのは Album という概念である。私には、とっても重要なことなのだ。年寄りの愚痴であることは百も承知だし、時代の流れに抗えないことも分かっているが、それでも自分が体験してきた文化に根差した心地よい感覚までそれに合わせたくはないと思っている。私が Album という文化を重要視している限り BeatJam LE を使う気にはなれない。

 ちなみに、有償の BeatJam は使用していないので、これらの機能が備わっているかは未確認です。

 

 

 閑話休題。じゃあ、どうするか。

 考え付いたのは、次の方法。

  1. BeatJam に Omnibus 盤だけ登録する。
  2. 出力ファイル名の設定を下記のように設定して Convert 実行。
    \[Various Artist]\[アルバム名]\[トラック番号] [曲名] - [アーティスト名]
  3. BeatJam から Omnibus 盤を削除して、残りのファイルを登録した後、出力ファイル名設定を変更し Convert 実行。

 この方法で「大丈夫かな」と思ったのは、BeatJam で [ Album Artist ] を扱えないのに、WMA から AAL に [ Album Artist ] の内容が引き継がれるのだろうか、ということ。

 でも、出来上がった AAL を Walkman に転送したら、疑問が解消しました。Walkman にも [ Album Artist ] という概念がなかったのです。つまり「あってもなくても同じ」でした。

 元々、私が AAL に Convert する理由は Walkman に転送するため。
であれば、何の問題もない・・・はず、だったんですけど・・・。気が付いちゃいました。

 早速、試してみたら「嫌な予感」が的中。出来上がった Omnibus 盤の AAL を x-アプリ の Library に登録してみると、1枚の Album として認識してくれない!   x-アプリ には [ Compilation Album ] という機能があるため、Album Artist と曲の Artist を別個に登録できるのですが、それがアダとなってしまったようで・・・。 

 コレが何を意味するかというと、「Walkman への転送は x-アプリ でやる」のがムリそう、ということ。 

 勿論、x-アプリ の Data を手作業で修正すれば良いのだけど、これが結構メンドクサイ。

 すみません。前言撤回です。BeatJam で Walkman に転送します。こちらは修正なしで前述のとおり Album 単位を扱えるので。

 

 

 試しに何件かのファイルを Convert して、この方法で思うように出来ることを確認したところで、作業をやめた。

 ここまで読んで下さった皆さん、すみません。 AAL への Convert は一時中断することにしました。

 理由は、

  1. 全ての AAL ファイルを削除しなくてはならないこと。
    上記の方法で Omnibus 盤のファイルを作れることは分かったが、現存する AAL ファイル群から Omnibus 盤のファイルだけ選んで削除する方法がない。 Omnibus 盤が 30枚くらい登録されているので1つ1つ調べていく労力も馬鹿にならない。
     
  2. 変換元になる WMA Lossless ファイルの Tag 情報が綺麗になっていない。
    それを承知で作業を始めてしまったが、[ Album Title ] や [ Title ] が誤っていた場合には Wave / Wma Lossless / AAL と3ファイルを修正しなくてはならない。
  3. この理由が一番大きいのだが、ファイル名のルール付けを変えようと思っていること。
    PC Audio をやり始めて、まだまだ Ripping していない CD が沢山あるのだが、同じ Album Title を何種類も持っていることに気が付いた。
    洋楽 Fan の方なら分かってもらえるかもしれないが、同じアルバムを Remaster 再発の度に買うとこうなる。レコード会社の意図通りに釣られていることは悔しいが、Collector とは・・・(シツコイですね)。コレを別の Album として管理するためには、[ Album Title ] を [ Album Title (Year)] にするしかない。しかも物によっては更に Country も付加することになりそう・・・。
    ただし、こうすると各種 CDDB には Hit しなくなりますので、念のため。

 ということで、WMA Lossless を綺麗にした後に AAL に変更することにしました。当面、 Walkman には聴きたくなった Album を都度 AAL に Convert して転送することにします。また、全曲 Convert した後に新たな Album を Ripping する場合には、BeatJam ではなく x-アプリ を使うかもしれません。その場合には x-アプリ に Wave ファイルを登録して、 CDDB で情報取得後に Convert という手順になりますが、 Album 1枚分ならそれもありか、と思っています。

 それと「ホントにホント」の理由は、「新しい Blog ネタを思いついてしまったから」なんです。そちらに集中したくて(結構メンドクサイことなんですよ)、こちらを打ち切りという気持ちが強いかな。 

 「まだまだ続く」とか書いときながら、なんか中途半端な結末で申し訳ありません。AAL Convert は何か進捗があればご報告します。また「ココが分からなかったので、もっと知りたい」といった要望がありましたら、私の分かる範囲でお答えしますので。

取り敢えず「完」


Race With The Devil [The Gun]

 HMV Online で「Repertoire Records セール」をやっとります。
HMVAmazon.co.jp に比べて輸入 CD が若干高い印象があるのですが、Amazon より見易くて頼りになる商品情報と、時々行う太っ腹なキャンペーン(全てのキャンペーンではない。「たまに」です)がウレシイので、My Favorite となっています。

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 Repertoire Records は独国の再発 Label で、Mania にはお馴染みですね。再発 Label には Compilation を乱発する如何わしい Label もありますが、ココは「知る人ぞ知る隠れ名盤」を再発してくれるので、その筋の人達には足を向けて寝られない存在でもあります。

 名盤の紙ジャケ化を何回りもさせて底をついた感のある国内各社が、新たなるオヤジ・ターゲット販促策として隠れ名盤紙ジャケ化を進める昨今では、その有難さも薄れがちですが、たまに「愛が無い」再発盤など出そうものなら「コレを買うぐらいなら Repertoire の方が音もよくお勧め」なんて書き込みがあるくらいに、無くては困る存在です。 

 で、困るのは(私だけ?)その発音(読み方)です。英語読みなら「レパートリー」でしょうが、元は仏語(レペルトワール)で、おまけに独国の Label ですから「レパトア(ワ)」「レパートア(ワ)」 等、様々な表記で書き込まれています。誰か独語の分かる親切な方、読み方を教えてください。

 今回の「キャンペーン」は中々思い切った値付けがされていて、私も「この値段なら買い」と思えるものがザクザクありますが、ここで沢山の CD を買ってしまうとまさに HMV の思う壺でしょう。ところが Collector というものは、誰の目にも明らかな餌に「バグッ」と喰らいつくことを「ウレシイ」と思えるダボハゼのような生き物なのです。って、これも私だけ?

 んでもって、一通り眺めてみたところ、一番気になったのが「 The Gun 」。 Gun はウチの愚弟君の Favorite で、Analog 盤では持っているもののあまり聴いたこともなく「この値段なら・・・」ということで。「Analog 持ってるなら、それを聴けばいいじゃん」 なぞと云ってはいけません。Collector というものは・・・(以下省略)

HMV - The Gun icon

 

 Gun が好きな方には Analog 盤の方が興味深いことと推察しますが、ソレはまたの機会に。

 Gun は、Paul と Adrian の Gurvitz 兄弟(何故か 1st Album では Curtis と名乗っています)と Ds. の Louie Farrell からなる British Rock Trio です。2枚の Album を残して解散。やがて兄弟は他の Ds. と Three Man Army 、そして CreamGinger Baker と組んで Baker Gurvitz Army として活動した後、弟の Adrian Gurvitz は Solo でまったく毛色の違った Album を Release します。

 Gun の代表曲といえば「Race With The Devil」。邦題が「悪魔天国」です。まあ、今の時代に客観的に見ちゃうから「どうして"天国"?」 ってなるんだけど、多分当時は「イカして」いたのでしょう。

[ The Gun / Race With The Devil - 1968 ]

(すみません。So-net なので Sony 絡みは直接見られないようです。
別 Window で見てもらえたら幸いです)
(Blog記事作成環境でのみ見られないようです)

 

 で、翌年には U.S.A. の Houston Fearless が、この曲を Cover ります。

[ Houston Fearless / Race With The Devil - 1969 ]

 私はこの Band のことは全く知らないんですが、Psychedelic Rock Band だそうです。
いくら U.S.A. と U.K. だからって「完コピ」ってどうなのよ。
この人達の日本盤 7inch は Net で見かけたことがありますが、やはり邦題は「悪魔天国」でした。 

 

 それから8年後、同じく U.S.A. のこの人達です。

[ Black Oak Arkansas / Race With The Devil - 1977 ]

 

 後に Ozzy Osbourne の Back で Ds. を叩く Tommy Aldridge がいた Band です。なんか、サッパリしちゃって原曲の「如何わしさ」がなくなっちゃって、私的にはイマイチ。皆さんはどう? あ、それと「アーカンサス」ぢゃないよ。

 

 さらに数年後、Motorhead の妹分がこちら。

Girlschool / Race With The Devil - 1980 ]

 

 個人的にはコレが一番気に入りました。やっぱり U.K. の Band だからか、Original に近い Arrange で、Guitar が意外にカッコイイ! 当時は Girlschool って垢抜けないブサイクなおネーチャン達っていう Image だったんだけど、コレ見て反省。そのカッコイイ Guitar の Kelly Johnson は、2007 に癌で亡くなっています。 R.I.P.

 

 最後に、2回目の登場 Metal Gods です。

[ Judas Priest / Race With The Devil (- 2001) ]

(すみません。こちらも CBS なので) 

 

 しかし、よく Sony 絡みが自動判別できるもんだと、変なところで感心したんだけど、なんで以前の記事の Judas は大丈夫なんだ? あれも同じ Label から出てるぞ(つまり「漏れがある」ということです)。(Blog記事作成環境でのみ見られないようです)
曲の方は 1977 の Sin After SinOuttake ということでイマサンですな。Girlschool を見習え、と云いたい。

 

 ということで、詰まる所、この曲の場合は「Original が一番」だと思うのですが、皆さんはどう思われましたか。

 

 

Amazon - The Gun


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